artist: PEVERELIST title: Jarvik Mindstate label: / year: Punch Drunk / 2009
 1. Esperanto / 2. Revival feat. Pinch / 3. Bluez / 4. Jarvik Mindstate / 5. Yesterday I Saw The Future / 6. Infinity Is Now * / 7. Not Yet Further Than / 8. Valves * / 9. Clunk Click Every Trip * / *=CD only
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 ブリストルのダブステップ・シーンをPinchと共に最初から作り上げてきた重要人物、PeverelistことTom Fordの1stアルバム。
テクノでヒプノな感触を活かしたグルーヴを更に進めたサウンド。当初の(そして聴く耳を持ってくれない人にとっての)ダブステップというイメージの音はここにはなく、ガラージ風でもブロークンビーツ風でもない“Peverelistサウンド”が確立されている。彼のルーツであるジャングルの感触(5に顕著)やデトロイト・テクノの空気感を自分のものとして、これまでにないグルーヴを生み出している。 ちょっと大きい飛躍と思われるかもしれませんが、Pinchの『Underwater Dancehall』がMassive AttackやSmith & Mightyから受け継がれたブリストル・サウンドの現在形だったとすると、本作はジャングルも含めたブリストル・サウンドの未来の形を示しているように思える。おそらく5年後にも新鮮な発見があるはず。今はまだピンと来ない人でも「凄いものを聴いている」気だけはするはずな、遥か先を行っているアルバム。


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